直線偏光近赤外線治療器について
スーパーライザーPX Type2当院では、直線偏光近赤外線治療器(スーパーライザーPX Type2)を導入しました。
スーパーライザーは、生態深達性の高い波長帯(0.6μm~1.6μm)の光線を高出力で発生させる装置です。
その光線を患部に直接照射或いは身体神経節に照射することにより血流改善・筋弛緩・自律神経系の調整・免疫賦活・細胞賦活等の作用により、疼痛緩和・創傷治癒・不定愁訴の寛解を誘発するものです。
そして、ほとんど方にも施行でき、痛みを伴うことなく身体に対する負担が少ないということです。
整形外科やペインクリニックをはじめ様々な医療機関でもその効果は認められており、医療現場・学会・研究会でその有効性が報告されており、有効症例報告や文献は内外を合わせて300編を超えており、学位論文のテーマとしての採用も複数あります。
その作用機序は、遺伝子レベルでの網羅的解析によるとIL-8・IL-6・IL-1β等の炎症性発痛物質出現に関与する遺伝子発現を抑制していることが明らかになっている。
その反面、デキサメタゾン(モルヒネ)等投与後に起こる他の発痛物質関連遺伝子の出現は認知できないことにより、副作用の無い治療法であると考えられている。
今回導入しましたスーパーライザーPX Type2は、従来のスーパーライザーの光線波長帯をそのまま採用し、新たに照射は連続照射ではなくパルス照射にすることにより出力の大幅な増加と安全性を図っており、心地よい温熱感以上に皮膚温度が上昇する心配はありません。
鍼灸施術併用 1,320円(税込)
スーパーライザーのみ(20分) 1,650円(税込)
【星状神経節近傍照射】
星状神経節近傍照射星状神経節への近傍照射は、ストレス等で緊張している交感神経を正常な状態に戻し、血行を改善することにより、多くの疾患に効果を発揮します。血流改善効果は、照射後15分以上に現れることが多い。
【適 応 症】
支配領域 | 帯状疱疹・反射性交感神経萎縮症(カウザルギー・幻肢痛・断端痛) |
頭部疾患 | 頭痛(片頭痛・筋収縮性頭痛・群発頭痛・側頭動脈炎)・脳血管攣縮・脳血栓 脳梗塞・円形脱毛症 |
顔面疾患 | 末梢顔面神経麻痺(ベル麻痺・ハント症候群・外傷性顔面神経麻痺) 顔面痛(非定形顔面痛・咀嚼筋症候群・顎関節症) |
眼疾患 | 網膜血管閉塞症・網膜色素変性症・視神経炎・角膜潰瘍・緑内障・飛蚊症 |
耳鼻科疾患 | アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎・突発性難聴・メニエール病・鼻閉症・扁桃炎 耳鳴・咽喉頭異常感症・嗅覚障害・花粉症 |
口腔疾患 | 抜歯後痛・舌痛症・潰瘍性口内炎 |
上肢疾患 | 上肢血行障害(レイノー病・レイノー症候群・急性動脈閉塞症・バージャー病) 頚肩腕症候群・外傷性頚部症候群・胸郭出口症候群・肩関節周囲炎 術後性浮腫(乳房切断後症候群)・骨折・テニス肘・腱鞘炎・頚椎症 腕神経ニューロパチー・強皮症・関節炎・多汗症・凍傷・凍瘡・肩こり |
心臓疾患 | 心筋梗塞・狭心症・洞性頻脈 |
呼吸器疾患 | 慢性気管支炎・肺塞栓・小児ぜんそく |
その他 | 痔核・便秘・不眠症・冷え性・自律神経失調症 |



スーパーライザーは、医科大学附属病院、ペインクリニック、皮膚科、整形外科リハビリなど多くの医療機関に導入されております。
近年では、スポーツ分野でも使用されており、オリンピック、サッカーワールドカップ、アジア大会、Jリーグ、プロ野球でも使用されている効果が認められた治療機器になります。